令和5年度生徒定期発表会を終えて

田中景子バレエ団・バレエスクール「令和5年度生徒定期発表会」が、無事終演いたしました。

たくさんの方々にご来場いただき、感謝申し上げます。

小品集・コンテンポラリー・シンデレラハイライト版。

どれも、皆の個性がよく出ていて、本当に素晴らしかった。

 

ソロデビューのヴァリエーション組。

緊張しながらも、練習通りしっかり踊ってくれました。

ソロで踊る大変さを、実感できたのではないでしょうか。

 

可愛い児童科たち。

 

少しお姉さんになった中等科。

 

それをまとめる上級生や先生たち。

 

控室を行ったり来たりして、サポートしてくださるお手伝いのお母さま方。

本当にありがとうございました。

 

いつもお世話になっている、男性ゲストの先生方。

リハーサル時から、熱心にご指導いただきました。

 

パドドゥ組は、リハーサルを重ねるごとに上達し、できなかったことができるようになっていく。

コンクール練習だけでは味わえない、充実感や達成感で胸がいっぱいになったことと思います。

 

「シンデレラハイライト版」は、賛助出演の皆さまに助けていただきながら、私のイメージ通りの照明にしていただき、継母&義姉妹のコミカルな演技とは相反して、所々にホロっと感じてくださる演出に仕上げました。

 

ヘアメイクの石田弥仙さんは、合間をみて、廊下で子供たちのメイクも仕上げてくださったんですよ。

本当に感謝です。

 

バレエは、総合芸術。

演目の時代背景や文化など、全ての面を理解した上で、なおかつパーフェクトでないといけません。

髪型、メイク、身だしなみについて、厳しく求めるのはそのためです。

何でもいい、、、

どうでもいい、、

知らない、、、、

わからない、、、

そんなことでは、ひとつの舞台を創り上げることなど、到底無理です。

何でもいい → どうして?大事な舞台です。

どうでもいい → どうでもいいことに、時間と費用を使えるの?

知らない → 聞いてください。

わからない → わかろうとしてください。

YouTubeを観て、うわべだけのヴァリエーションを独自の解釈で練習するのではなく、バレエ芸術そのものを勉強し、深くバレエを愛し、その上で、楽しく伸びやかにお子さん方が踊り、成長してくれることを願っています。

 

毎年、ご支援ご協力いただく保護者の皆さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。

どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

Instagramでは、舞台裏の写真なども順次アップしていきますので、そちらもご覧ください。

皆さん、お疲れ様でした。

ブラボー