レッスン中によく『アーチをあげて』と言われていると思います。
『アーチ』は土踏まずを意味し、アーチを上げることはバレエを踊るに必要不可欠なことです。
では、何故アーチ・土踏まずを上げなければいけないのか、、、。
アーチ・土踏まずがつぶれ、小指から踵までのラインが浮いていたとします。これは、足首がねじれ、膝、骨盤、全てのラインが傾いていることになります。建物に例えると土台が傾いているわけですから当然倒壊してしまいます。
アーチ・土踏まずがつぶれている人も運動神経が良ければうまく踊れる人もいますが、将来的に身体に良くない影響が出てくる可能性は充分にあります。
バランスよく踊るためには、拇指球・小指球・踵の3点をしっかり床につけてください。その中心にあるのは甲です
甲を出したい人は、(たぶんほとんどの方)まずは、アーチを上げる意識を持ち、レッスンをしてください。
甲を出すには、足首を伸ばすことでもなく、アーチを引き上げることなのです。バレエ用品店などで販売されている謎の高額な甲出し器具を使っても無意味です。
土台となる足首から上が真っ直ぐに引き上がっているか、を確認しながらレッスンを行いましょう!