アンディオール

『アンディオール』
指導者がレッスン中によく使う言葉です。
【外向きに】という意味ですが、生前大変お世話になった故・小川亜矢子先生には『アンディオール』は外向きに、、、だから、『ターンアウト』と言いなさい。と言われたものでした。
要は、『ターンアウト』はポーズ(静止)ではなく、ムーブメント(動き)なので、動いている最中は『ターンアウト』と呼んでいたように思います。

※ 小川亜矢子

小・中・高一貫教育、鴎友学園卒業後、1953年日本人で初めて英国ロイヤルバレエスクールに入学。
イギリス、アメリカでダンサーとして活躍後、帰国。日本で初めてチケット制オープンクラスを導入した『スタジオ一番街』を設立。
タテ社会の日本のバレエ界において、好きな時に好きなクラスを選択できるシステムである、六本木『スタジオ一番街』は、当時としては画期的だった。新宿コマ劇場建設などにも関わり、スターダンサーズバレエ団創立に尽力するなど日本のバレエ界に貢献。
『スタジオ一番街』には女優・前田美波里や床嶋佳子(当時はバレリーナ)が通い、他にもたくさんのミュージカル俳優やバレリーナが教え子として名を馳せている。
紫綬褒章・旭日小綬章
2015年、81歳で死去

進級テストなどでは、『アンディオール』と記載していますので、このブログでは『アンディオール』で統一しますね。

脚の『アンディオール』や身体の引き上げは最大限に行ってください。
最大限です!

サボってはいけません。
この場合の『サボる』は、学校をサボる、塾をサボる、宿題をサボるという意味と異なります。
身体を、レッスン開始時から終了時までずっーと『アンディオール』し続けていないと、身体がサボっているということになります。
本当に皆さんサボらず『アンディオール』や身体の引き上げができているでしょうか?
やっているつもり、では上達は見込めません。
まず、『楽をして上達したい』ではダメなんです。もしかして無意識に『楽をしてうまくなりたい』となっているかもしれませんので、もう一度考え直してみてください。
自らの身体に細心の注意を払い、限界まで『アンディオール』や身体の引き上げを行ってください。ピルエットの時だけ、グランバットマンの時だけ、、ではダメなんです。
『アンディオール』を持続することは、相当な筋力・集中力が必要です。
1レッスンでそれができた時、はじめてラクラクvaや作品を踊ることができるのです。
1レッスン中、一度も気を抜くことなく『アンディオール』や身体の引き上げができる人は週1回のレッスンでも充分可能だと思います。

通常レッスン時より、体重移動や軸の大切さ、基礎の重要性をお話ししながら進めていますが、個人差により週1回の1時間レッスンだけでは、伝わりにくい場合もあります。
現在vaクラスを実施していますが、vaクラスでは、そういったこともゆっくり説明し、より理解を深めることで上達に導いていきます。迷っている方はぜひ一度、vaクラスを受講さなってください。

趣味でレッスンをされている方も、自らのできる最大限を常に心掛けることにより、筋力の衰えを防ぎ、怪我や事故の予防にもなりますので健康で楽しくレッスンを行うことができます。
無理はいけませんが、出来る範囲内で最大限を常に心掛けてみてください。

 

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