あっという間に6月です。
新型コロナウイルスで休講があり、とても早く感じた1か月だと思えばやはりもう6月。
みんな元気にスタジオに戻ってきてくれて、スクールもようやく動き出しました。
楽しそうにレッスンに励んでいる子。少し不安げな子。色々な子がいますが、『休講中は退屈だった』『早くレッスンに復帰したかった』と親御さんからお話しをお聞きし、私もとても嬉しくなりました。
自粛は解除されたとはいえ、まだまだ油断せず、清掃(コロナ前から行っておりますが、特に念入りに)消毒・手洗い・マスク着用は徹底していきたいと思っています。
支部校も6月中旬から動き出します。みんな元気に戻ってきてくれることを、楽しみにしています。
そして、10月18日の発表会。
いつもならすでに振付・リハーサルに入っている時期です。しかし、休講が長く続いたことと(支部校にいたっては3か月休講)今般の状況を勘案すると、例年規模の内容での開催は困難であると考えています。
発表会開催にあたっては、ホール予約、男性ゲスト確保、舞台スタッフとの打ち合わせなどは約1年前から始動しており、出演者の振付には約5か月間を要します。
先行きがまだまだ不透明な状況下において、十分なレッスン時間が確保できる保証もないため、出演曲数を減らすなど、規模縮小を検討しています。また、最悪の場合、開催直前に行政機関による中止要請があるかもしれません。ですが、発表会を何よりも楽しみにしている生徒たちの心情を察すると私としましては今の段階で中止を決定するつもりはなく、可能性を信じて今できることを精一杯やっていきたいと考えております。
特にエクセレントクラス以上の生徒たちは、コンクール組ですからそもそもモチベーションは高いのですが、コロナ前よりも、今のこの状況下でバレエができるありがたさ、バレエができることは当たり前ではない、ということをより深く感じれているようで、踊り方・動きが良い方向に変わったのが明らかにわかります。
レッスンができる環境に感謝し、これからもどんな状況にあろうとも、惑わされることなく、今やるべきことに集中し、学校の勉学にもレッスンにも励んでほしいと思っています。
発表会の申込書・振付に関しましては、本部校は6月中旬から支部校は7月には開始したいと思います。
引き続き保護者の皆さまにはご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。
田中 景子